2012年08月29日

2012夏、G1クライマックス

2012夏、G1クライマックス

7月1日から始まった、ウチのジャイアントサマーナビゲーションシリーズ2012。二戦目は新日・G1クライマックス優勝戦。
ウチの超推し・鈴木みのるsの優出×が決定した状態でのG1。永田だけはぶっ倒してくれとの願いも空しく…夏、7試合目で終了。

G1、それでも熱かった。
丸藤vs矢野はこの日屈指の名勝負。外敵・NOAHの丸藤が正統派、迎え撃つ矢野の方が曲者、であるにも関わらず、というか当然ながらというべきか、矢野人気が圧倒。最後まで丸藤にペースを握らせない。丸藤は、そんな矢野のやり口をねじ伏せる。即座に次のやり口をぶつけてくる矢野、実力者同士のレスリング、明確な自己主張、矢野の顔芸(笑 
面白くもあり激しくもあり分かりやすくもあり、な名勝負だった。

天山vs中邑。一番、燃えた。天山の復調が何より嬉しい。二人のレスリングが、意外にも気持ち良く噛み合ってた感じ。新日らしい身を削ぎ合うような展開から天山のムーンサルトへの流れで熱くなれない奴となんか、口を聞きたくありません。この試合中、なんだかぐっときて泣きそうになった。キャラとか因縁とかそういった部分の色々がない分、純粋にG1の熱が伝わってきたせいかもしれない。

オカダvs真壁。初めてオカダのシングルを観た。間が独特。ちょっと線が細いなぁと思ったものの、真壁のどぎつい攻撃を柔らかく受けていたので、そういう体なのかなと自己解決。色々な場面でみせる苦笑やニヤニヤ、結構好き。
オカダは、カウンターに良い説得力があるなぁと。逆にカウンターに説得力がない時のオカダは、まだまだ若手臭いなぁとも。

後藤vs内藤。内藤、足を痛めていたらしいが、それを差っ引いても、ちょっと元気がなかった。後藤もだけど、なんだろうか、もうちょっとG1の後藤、G1の内藤が観たかった気がする。

みのるvs永田。因縁のカード再び。そろそろみのるsが永田をブッ倒すところ、生で観たい…。タイチの横槍が正直、鬱陶しかった。G1なんだから…中盤でまで絡んでくるのはいかがなものかと。試合は…「鈴木みのる」であり続ける鈴木みのると柔軟に組み立てることで醸しだす永田裕志の、互いの存在感の衝突といった様相。それだけにホント、タイチが邪魔だったけれども…。中盤以降のみのるsの存在感は圧倒的だった。あのまま勝ってくれれば…残念。それにしても、好き嫌いは別にして…永田は上手いなぁと実感。

優勝戦は…アンダーソンvsオカダ。
アンダーソンのオールマイティっぷり、すげぇ。そつがないレスリングに燃える。これは初の外国人優勝くるで、とか思ってたらカズチカが終盤ぐいぐいと。G1最後の一試合であそこまで元気いいというのは、それだけでもう優勝だよなぁと(笑
オカダ、間が独特というよりも、もしかしたら独自の間がないのかも知れない。というか、間とかリズムとかテンポ感とか知ったこっちゃないってスタンスなのかも。やりたい時にやって、受けたいように受けて…だからなのかこう、ずっと観ていられる感じ。
いかんせん、ヤングライオン時代から推しているだけに、優勝は嬉しい。

祝☆最年少・初出場初優勝。


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