2007年09月26日
静岡プロレスVol.8の感想4
静岡プロレスVol.8の感想4
最近の静プロさんを観るととみに思うのですが、本当にきっちりプロレスをしようとしているなぁと。スタイリッシュじゃあないし、スマートでもないんだけど。
泥臭くて骨太で、重みのあるプロレスが好きです。それが日本の「プロレス」だと思います。「アメリカンプロレス」やヨーロッパの「キャッチ」でもなく。静プロさんは「プロレス」から逃げてない…だから私のような何かと一言言いたがりなタイプも面白がれる。そりゃあ、言っても地方の小さな団体だから問題点も改善点も山ほどあるし、プロレスファンが見ればもう、ツッコミどころ満載ではあるでしょう。それでも、誤解や語弊を恐れずいえば…イベント性やエンターティメント性、お笑いに逃げずに勝負する姿は、ちょっと感動もしてしまいます…。
そんなことを感じました。
ただ…さすがに分かりづらくなってきました…いなぎ・佐野の関係、森谷・いなぎの関係、森谷・高村の関係、加えていなぎ・星野の関係。この辺、分かっていると面白いんですが、一見さんやお子さんには分かりづらいんじゃないかな…。まぁこれは、プロレスそのものが内在させるジレンマです。分かれば面白い、分からないからとっつきにくい。難しいものです。
もうちょっと突っ込むと、どうしてもプロレスファン(やプロレス関係者)が納得する方向性とプロレスを余り知らない一見さんが楽しめる方向性とには開きがあるんですが、静プロさんは前者にウェイトがかかっているきらいがあります。だからプロレス好きな私には面白いわけですが、じゃあ初めてのお客にはどうだろうかと…未だに流血や乱入乱闘だけを取り上げて「プロレス?野蛮だよね」という人も少なくありません…。色々な意味で誤解や偏見があったり過小評価な部分があったりします。かといってそういう「プロレス色」を希釈したら、プロレスファンが離れかねません。そして「プロレス色」を濃くすれば一般客がついてこれなくなります。
静プロさんは、「プロレス色」を消さない方向を選択しています。これは困難な選択といえます。地方のインディプロレスファン数は限られており、一般客という浮動票をいかに集めるかが大会成功の鍵だろうからです。理想を言えば、「プロレス」というものが市民県民に受け入れられて、多くの初見客が足を運んでくれるようになることで…そうなるためには「プロレス」を「プロレス」としてやり続けないといけない…でもそうすると集客が怪しくなる…かといって「プロレス色」を希釈すればいつまでたっても「プロレス」が理解してもらえない…というジレンマ。乱入乱闘流血を捨てて定着したプロレスなんてプロレスじゃないやいと(これも偏見…)。
地方インディ団体さんは色々な方法で、頑張っています。当然その全てを観たわけではありませんが、個人的には静プロさんの方法論が生き残る結末であって欲しいと思っています。
【しっとりと全体の感想】
最近の静プロさんを観るととみに思うのですが、本当にきっちりプロレスをしようとしているなぁと。スタイリッシュじゃあないし、スマートでもないんだけど。
泥臭くて骨太で、重みのあるプロレスが好きです。それが日本の「プロレス」だと思います。「アメリカンプロレス」やヨーロッパの「キャッチ」でもなく。静プロさんは「プロレス」から逃げてない…だから私のような何かと一言言いたがりなタイプも面白がれる。そりゃあ、言っても地方の小さな団体だから問題点も改善点も山ほどあるし、プロレスファンが見ればもう、ツッコミどころ満載ではあるでしょう。それでも、誤解や語弊を恐れずいえば…イベント性やエンターティメント性、お笑いに逃げずに勝負する姿は、ちょっと感動もしてしまいます…。
そんなことを感じました。
ただ…さすがに分かりづらくなってきました…いなぎ・佐野の関係、森谷・いなぎの関係、森谷・高村の関係、加えていなぎ・星野の関係。この辺、分かっていると面白いんですが、一見さんやお子さんには分かりづらいんじゃないかな…。まぁこれは、プロレスそのものが内在させるジレンマです。分かれば面白い、分からないからとっつきにくい。難しいものです。
もうちょっと突っ込むと、どうしてもプロレスファン(やプロレス関係者)が納得する方向性とプロレスを余り知らない一見さんが楽しめる方向性とには開きがあるんですが、静プロさんは前者にウェイトがかかっているきらいがあります。だからプロレス好きな私には面白いわけですが、じゃあ初めてのお客にはどうだろうかと…未だに流血や乱入乱闘だけを取り上げて「プロレス?野蛮だよね」という人も少なくありません…。色々な意味で誤解や偏見があったり過小評価な部分があったりします。かといってそういう「プロレス色」を希釈したら、プロレスファンが離れかねません。そして「プロレス色」を濃くすれば一般客がついてこれなくなります。
静プロさんは、「プロレス色」を消さない方向を選択しています。これは困難な選択といえます。地方のインディプロレスファン数は限られており、一般客という浮動票をいかに集めるかが大会成功の鍵だろうからです。理想を言えば、「プロレス」というものが市民県民に受け入れられて、多くの初見客が足を運んでくれるようになることで…そうなるためには「プロレス」を「プロレス」としてやり続けないといけない…でもそうすると集客が怪しくなる…かといって「プロレス色」を希釈すればいつまでたっても「プロレス」が理解してもらえない…というジレンマ。乱入乱闘流血を捨てて定着したプロレスなんてプロレスじゃないやいと(これも偏見…)。
地方インディ団体さんは色々な方法で、頑張っています。当然その全てを観たわけではありませんが、個人的には静プロさんの方法論が生き残る結末であって欲しいと思っています。
~もっかい、つづく~
先日の静岡朝日テレビ様のしょんないTVでの、佐野対高村のおふざけプロレスに関しまして
明朝、フジテレビで放送!加藤たかひろがめざましTVに出演
まだまだ終わらんよ、静岡プロレス&加藤たかひろっ!
静岡プロレスの加藤たかひろ、めざましTVに出演決定!
加藤たかひろ&静岡プロレス、全国区へ!
高校生レスラー・加藤たかひろより怒りのコメントが届きました
明朝、フジテレビで放送!加藤たかひろがめざましTVに出演
まだまだ終わらんよ、静岡プロレス&加藤たかひろっ!
静岡プロレスの加藤たかひろ、めざましTVに出演決定!
加藤たかひろ&静岡プロレス、全国区へ!
高校生レスラー・加藤たかひろより怒りのコメントが届きました
Posted by せりざわ at 22:32│Comments(1)
│静岡プロレスの話
この記事へのコメント
みかんって…なんだろう…?
Posted by BlogPetのKAJIRI at 2007年09月28日 13:51