2013年11月07日

11月4日、 新生きらめっせ沼津でNOAHを観てきた。

11月4日、 新生きらめっせ沼津でNOAHを観てきた。

【大会の感想】
☆第一試合☆
石森太二×小峠篤司
vs
原田大輔×熊野準
・NOAH所属になってからは二回目観戦の原田くん。前回はなんとなくオーソドックスな選手なのかなとピンとこなかったのだけど今回はハマる。骨太。ガツガツ前に出ながらも妙な必死感もなくプロレスが楽しそう。熊野くんも気持ちの強さが全面に出て、いい感じの粘っこさが面白い。胸を借りる気が見られない新人というのは気持ちがいい。

・なので原田×熊野応援に傾いていたところ、やっぱり小峠が持っていく。パワーファイターじゃなくジュニアらしいシャープなジュニアの動きをしているのにパワフル。てか小峠くん、頑張る熊野くん見てレフェリーに「おいレフェリー、あいつ生意気だろ」って…(笑 そこは許してやれよ。

・小峠vs原田、バチバチのド突き合い、両者、容赦ない…ッ!もっと観たい。

☆第二試合☆
スペル・クレイジー
vs
大原はじめ
・仕込みなのか飛び入りなのか、ノリのいい小学生男子が突然一緒にリングイン。クレイジーと一緒にダンスして帰っていった(笑

・今回の大きな楽しみの一つ、大原。期待以上。バチバチゴツゴツしたレスリングとひょうひょうとしたコメディなキャラの混在が楽しい。正直、陽気な外人は少し苦手なので…先日の新日で嫌というほど喰らわされたので…大原のバランス感が心地いい。

☆第三試合☆
シェイン・ヘイスト
vs
ペサディーヤ
・外人対決とあって、若干会場が静かになる。2人とも知っている選手ながら応援のきっかけが掴めない空気だったものの終盤に至ってぐっと盛り上がった。

・結構日本風プロレスなシェインの泥くさいねじ込み、見応えあった。ちょっと受け身が怖かった。ペサディーヤは、少し重そう。第一、第二試合と軽業系の試合が続いただけにそう見えたのかもしれない。若干、よくいるルチャ選手ぽかったのが残念。ペサディーヤならではの…が観たかった。

☆第四試合☆
小川良成×ザックセイバーjr.
vs
ロス・フォン・エリック×マーシャル・フォン・エリック
・エリック兄弟揃い踏みは初見。親の威光的な奴の色眼鏡で見てしまいがちだったけれど、良かった。怖い外人感、最高。相手が巧者•小川×ザックとあってエリック兄弟側もレスリングテクニック全開。そちらも堪能。ただまぁやっぱり、どうしても鉄の爪に行きたがる展開に。仕方ないけれども。分かるけれども、できれば無理からそれを入れるのはない方向で。

・ザックは線が細いなあと。あの体格ならもっとキャッチ的なレスリングをぐいぐいやるところを観たくなる。その点小川sはそういったフラストレーションを感じさせない。ザックのレスリング自体は好きだし今回もキャッキャ言って盛り上がったんだけど、エリック兄弟の体格に押されてた感じが残念だった。その体格差をこう、きゅっと…。

☆第五試合☆
齋藤彰俊
vs
崔領二
・今回は勝てるかと…試合後、放心。
・序盤から激しい蹴撃戦。両者とも打撃が代名詞なだけに一歩も退かない。若干彰俊sが押し気味。場外へ連れ出し、ランニング式ラリアットで崔をコーナーポストに叩きつける。場外マットを剥いでパイルドライバーという珍しい技も繰り出す。…少し仕掛けが早すぎる…連れも「この展開はヤバいんじゃないか?!」と不安視。リングに上がって超滞空型ブレーンバスター。こういう畳みかけで押し切れないのがプロレスで…。中盤、息を吹き返した崔が徐々に主導権を握る。コーナートップからのブレーンバスター、足固め式ボディスラム(でいいのかな?)・ジャックハマーでスリーカウント。何となくノリ切れてない感があった彰俊s、固い表情でリングを降りる。

・崔、今回も俺めがけてコーナートップから彰俊sを投げようとする。若手に「どけろ」と指示、俺らすっとんで逃げるという図。あの人は毎回毎回俺の席に選手を投げ込もうとする…。

・あぁあ…それにしても残念…。

☆第六試合☆
マイキー・ニコルス
vs
マイバッハ谷口
・谷口、ぐっと良くなった。相変わらずレスリング自体は雑味がなくて気持ちいい。ヒールファイトも迷いが見られなくなった。でもさすまたはやっぱ微妙。面白い武器だけど基本、相手を押し込むだけだからなあ。殴ったりなんだりするとなると長すぎるし。あと、「谷口!」という声に軽く頷くのも(笑 嬉しいけども、アンタヒールですやんと。

・マイキーは陽気な外人ながら谷口のラフファイトにしっかり乗っかり、茶化して誤魔化して展開させないので好感。

☆第七試合☆
モハメド・ヨネ
vs
エディ・エドワーズ
・ゴツゴツに仕上がってきたヨネさん、横綱相撲的な内容と言っていいかもしれない。エディのやりたいこと全てに付き合いながら自分のやりたいこともしっかりやり切った感。エディは「悪くなかった」という印象くらいしか残っていない。観ている最中は「すげぇなぁ」とか思ってたんだけど。

・フィニッシュの「キン肉」、目の前のコーナーから発進。見上げる「キン肉」、ド迫力。

☆第八試合☆
KENTA×杉浦貴×平柳玄藩
vs
丸藤正道×森島猛×中嶋勝彦
・ゴング直後、開戦はKENTAvs勝彦。ものすごい蹴撃戦。今回一の盛りあがり。両者一歩も退かない。勝彦タッチ後も睨みあう。この2人の試合は余りにも絵になる。なり過ぎるがゆえに、そろそろタッグを組んだ絵も観たくなるというのはファンの我がまま。

・玄藩vs森島…大丈夫か玄藩、の空気が会場中に流れる中、やっぱりやり込められる。とはいえ森島のパワーを受け切る玄藩に沸く会場。この辺りがプロレスの妙。

・NMC唯一のパワーレスラー•杉浦、超ヘビーの森島を力で押し込む。体格では圧倒的に不利ながら観ていて悲愴感、無茶感のない、格負けしない正面衝突がすごい。

・玄藩vs勝彦。玄藩の予告ブレーンバスターを破った勝彦、逆に予告ブレーンバスターを仕掛けるも玄藩が切り返しブレーンバスター…ッ。俺、熱狂。そこから勝彦、怒涛の攻めで玄藩からスリーカウント。

・今回は勝彦が獲ったということで、シメのマイクを渡される。「勝つ、勝つ、勝つ!」と叫ぶので三回目の「勝つ」を一緒に言ってくれというム―ブを要求。なにやらこれ、今大会で初お披露目らしい。大丈夫か?!勝彦! という空気が(笑。そんな空気が流れるからこそ盛り上がる、盛り上げるのがプロレスファン。新鮮な一体感の中、新きらめっせでの初プロレス観戦、終了。

【雑記】
・お客の入りは7~8割。空席も目立つことなく相当なにぎわい。やっぱり交通の便がいいと集客も違ってくるのか。卸商社センターはなぁ…遠いねん!夕方開催の大会だと、ヘタしたらタクシーで帰らなあかんねん!

・前日の新日にも来ていたという、よくお顔をみかける方に声をかけていただいた。うるさくきゃっきゃきゃっきゃ応援しててスミマセンでした。また会場でお会いした時はよろしくお願いします。

・新しくなったきらめっせ、ロビーは林をイメージした落ち着いた雰囲気。会場内もキレイ。文化ホールに変化していた。

・試合前のFC撮影会、連れが玄藩を指名して参加。2階に連れていかれて撮影してきたらしい。玄藩くん、ふじさんめっせで富士の水を差し入れしたことを覚えていてくれた。連れ、大喜び。次に撮影会参加する時は玄藩Tシャツ着ていかないとと決意する。

・大会後、ロビーで小川sに遭遇。写真攻めにあっていた。連れがツーショットをお願いすると快くOKしてくれた。ちょうどこの日、「小川さんとだけはそういうコンタクトってないよなぁ」と話していたところだけに、嬉しい事件。

・きらめっせは、KENTAがまだ新人のころにプロレス観戦初の出待ちをして写真を撮らせてもらった場所だったりもする。観戦11年目、新生きらめっせの一発目で小川sとのツーショット。きらめっせは何かをもっている、のかもしれない。

・試合終了後、ゆったりと帰宅。20時からのニコジョッキー・ゴー☆ジャスは諦めていたので21時~ほのとりまさくらこに間に合わせる。滑り込みセーフ。でも冒頭、愛猫のお世話でちょっとだけ退席。


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